2018.2.27 13:00

【球界ここだけの話(1194)】ヤクルトのコウタロー、石川のバットを手に外野手定位置争奪戦を疾走中

【球界ここだけの話(1194)】

ヤクルトのコウタロー、石川のバットを手に外野手定位置争奪戦を疾走中

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
レギュラー獲り目指すヤクルト・山崎晃大朗

レギュラー獲り目指すヤクルト・山崎晃大朗【拡大】

 26日に打ち上げた沖縄・浦添キャンプでは、最後まで室内練習場で打ち込む姿が印象的だった。ヤクルトの3年目、山崎晃大朗外野手(24)。激しい外野手争いの中で、生き残りをかけて戦っている。

 2016年にドラフト5位で日大から入団。50メートル5秒9の俊足と巧打を武器に、昨季は59試合に出場して1軍定着の足がかりをつかんだ。首脳陣も当初は中堅のレギュラー候補として考えていたが、青木が7年ぶりの復帰を決断したことで置かれた状況は一変した。元大リーガーという高い壁に挑むことになったからだ。

 実戦形式では結果を残せずに悩み抜いていた。キャンプ中、最後の実戦となった25日の日本ハムとのオープン戦(浦添)。中堅の守備から途中出場した山崎は、八回に遊撃内野安打を放った。「(電光掲示板に)『Hランプ』がついたんで。まずは塁に出られたので良かった」と山崎。この打席で手にしていたバットにあったのは「雅」の文字。投手の石川にもらったバットだった。

 「今年は振り負けないようにと思って、去年(重心が)根本の方にあったバットをトップの位置に変えた。でも、それが見事にはまらなかった。(重心の位置を)元に戻しつつ、形状も変えていこうと」

 指導を受ける石井打撃コーチと話し合いを重ねる中、同コーチが差し出してくれたのが石川のバットだった。「グリップが太くて、根元に重心があるタイプ」という新しい相棒を手に、試行錯誤を続けている。

 外野手は青木に加えてバレンティン、雄平、坂口、上田、D4位・塩見(JX-ENEOS)らがそろう最激戦区。平均年齢は30・1歳と、若手の台頭が望まれる位置でもある。山崎が活躍すれば戦力の底上げにもつながる。定位置奪取に向けて、コウタローが走り続ける。(長崎右)

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