2018.2.22 13:00

【球界ここだけの話(1189)】正二塁手狙う巨人・吉川尚の“バイブル”は井端コーチの指導 守備磨くことは打力向上と無縁ではない

【球界ここだけの話(1189)】

正二塁手狙う巨人・吉川尚の“バイブル”は井端コーチの指導 守備磨くことは打力向上と無縁ではない

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
徹底的に守備を鍛える巨人・吉川尚 

徹底的に守備を鍛える巨人・吉川尚 【拡大】

 名手の技を身につける。沖縄・那覇で行われている巨人の2次キャンプに参加している2年目・吉川尚輝内野手(23)は、正二塁手候補として高い能力を発揮。キャンプでの実戦5試合すべてに「1番・二塁」として先発し、19打数9安打の打率・473と打の好結果が目立つ中、「走塁でも守備でも、とにかく何か一つでもアピールしたい」と燃えている。

 オープン戦などの実戦が増える今後、守備にも注目したい。宮崎キャンプから井端内野守備走塁コーチによる、守備特訓が続いている。昨年5月に1軍昇格した際、同コーチから基礎をたたき込まれ、「それを意識するようになってから、エラーも減って守備に自信を持てるようになった」と名手の指導をバイブルとしている。

 技術面の細かい指導が新鮮なのかもしれない。4年時に全日本大学野球選手権で全国制覇を果たした岐阜・中京学院大は、選手の自主性を重んじる育成法だった。中津川市内の球場や広場などを間借りし、部員はアルバイトのために途中で練習を切り上げることもある。「やるかやらないかは自分次第。自分で考える時間が多かった。もちろん、それがいいところでもあった」という自由な環境で、能力のあった吉川尚が技術的な矯正や指導を受けることは少なかったはずだ。だからこそ、自身の経験をもとに基礎から高度な技術まで伝授してくれる井端コーチの教えは「言われたことを実践して『その通りだ』となることが多い」。学びの宝庫なのだ。

 今キャンプでは、守備練習後に地面に腰を下ろして言葉を交わす。ある日には「守備の安定感を身につければ、打撃に集中できる。おれは30歳ぐらいからそうなることができた。お前ら(若手内野手)には早くそうなってほしい」と伝えられた。守備を磨くことは、打力向上と無縁ではない-。師匠の助言にうなずいた。「去年は即戦力といわれながら、1軍で何もできなかった。レギュラーで一年間、試合に出続けたい」と吉川尚。攻守のアピールで正二塁手をつかむ。(谷川直之)

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