2018.2.8 13:00

【球界ここだけの話(1175)】新天地の決まらないダル、イチロー、上原 米大リーグでゴタゴタ続く

【球界ここだけの話(1175)】

新天地の決まらないダル、イチロー、上原 米大リーグでゴタゴタ続く

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
上原浩治
キャンプインが迫っても新天地の決まらないダルビッシュ

キャンプインが迫っても新天地の決まらないダルビッシュ【拡大】

 大リーグでは、投手・捕手のバッテリー組のキャンプインまで1週間を切っても、未所属の選手が100人を超える異常事態。フリーエージェント(FA)のマーケットで高い評価を受けているダルビッシュ有投手(31)=ドジャースからFA=も新天地が決まらないままだ。そんな中、今月上旬に物々しい声明文が発表された。エンゼルス・大谷翔平投手(23)の代理人を務めるCAAスポーツが、市場の停滞、球団サイドを強く牽制(けんせい)。ブロディー・バンワガネン共同代表(43)がキャンプ参加のボイコットを示唆した。

 「(不満を持つ)選手の声は大きくなり、1994年のように団結しつつある。春季キャンプのボイコットがその始まりになるかもしれない」

 ストライキも辞さない強硬な態度を表明。選手会が結束し、経営側を非難する声明だった。しかし、大リーグ選手会は声明を出し「選手会はそのような脅迫や行動を勧めてはいない」とボイコットやストライキを否定。一方で、大リーグ機構(経営サイド)は「球団はファンに勝利をもたらすことを約束している。オーナーも勝つために球団を保有し、複数年で戦略を練っている」と“補強する気がない”という批判に反論。ゴタゴタが続いている。

 このオフは財政的に余裕のある球団でも、追徴課税(ぜいたく税)の対象となるチームの総年俸、1億9700万ドル(約217億円)を超えない球団経営を目指しているなどの理由で、年俸総額を削減するため大型契約を避ける傾向が強い。

 メッツからFAとなっていた青木宣親外野手(36)が、メジャー球団への移籍を第1希望としながらも、市場の停滞を理由のひとつに古巣・ヤクルトに復帰を決めた。イチロー外野手(44)=マーリンズからFA、上原浩治投手(42)=カブスからFA=らの決断も注目される。(山田結軌)

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