2018.2.3 13:40

【球界ここだけの話(1170)】オリックスの1軍キャンプに新人4人参加も技術指導ほとんどなし 福良監督ら首脳陣が受け身のワケ?

【球界ここだけの話(1170)】

オリックスの1軍キャンプに新人4人参加も技術指導ほとんどなし 福良監督ら首脳陣が受け身のワケ?

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サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックスの春季キャンプで注目を集めるD1・田嶋

オリックスの春季キャンプで注目を集めるD1・田嶋【拡大】

 2月1日に各球団が春季キャンプをスタートし、今年もまた、プロ野球のシーズンが始まった。オリックスは宮崎市清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)に拠点を置き、約1カ月間、選手は猛練習に励む。

 それは新人選手も同様だ。1軍キャンプにはドラフト1位・田嶋大樹投手(JR東日本)、同2位・K-鈴木投手(日立製作所)、同3位・福田周平内野手(NTT東日本)、同8位の山足達也内野手(Honda鈴鹿)が参加。まだキャンプ3日目だが、現時点で新人選手に首脳陣が熱心に技術指導する場面はほとんど見ない。その理由は福良監督の考え方にあった。

 「素材がいい、力があるからドラフトで入ってきているんだから、あれこれいじらなくいい」

 プロの世界に入り、アマチュア時代の能力では足りない部分は多々あるだろう。技術、体力的にも精神的にもまだまだ、という面もあるはず。だが最初からコーチがイチから技術指導し、首脳陣から強制するものではないという。

 どちらかといえば、福良監督の中では「壁に当たったり、うまくいかなくなってきたら選手の方から聞いてくる。そのときに伝えてあげればいい」と受け身の姿勢だ。その理由は「本人が気づいて、納得して取り組まないと意味がないでしょ」という理念が指揮官の根底にはあるから。このスタンスは、福良監督が現役時代から考えていたことで、それを監督というチームをまとめ、教える立場になり、自分なりの指導法で選手と接しているという。

 もちろん、各監督によって特色や方法の違いはある。選手の性格によっても、その指導者のスタイルが合う合わないがあるだろう。指揮官3年目となる福良監督。不退転の決意で臨む2018年、その“福良イズム”が実を結ぶことを願っている。(西垣戸理大)

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