2018.1.12 12:00

【ダッグアウトの裏側】ヤンキースに年俸20億円以上の「代走&守備固め要員」が誕生? 番記者が今季先発オーダーを予想

【ダッグアウトの裏側】

ヤンキースに年俸20億円以上の「代走&守備固め要員」が誕生? 番記者が今季先発オーダーを予想

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エルズベリーは今季、年俸20億円超の補欠になるのか

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 米大リーグの公式サイトで早くも、各球団の番記者が今季の先発オーダーを予想していた。注目はヤンキース。昨季ア・リーグ新人王のアーロン・ジャッジ(25)が「2番・右翼」で、マーリンズから移籍したナ・リーグMVPのジャンカルロ・スタントン(28)は「3番・DH」になっていた。この打順なら、昨季計110発を放った本塁打王の2人が一回から打席に入ることになる。

 「超強力な打線になることは分かっている。開幕までにベストの組み合わせを見つけたい」とはアーロン・ブーン新監督(44)。すでに今季のヤ軍打線には、1997年にマリナーズが樹立したシーズン264本塁打のチーム最多記録の更新は確実という声さえ上がっている。

 夢が広がる一方、気になったのは先発オーダーの中にジャコビー・エルズベリー外野手(34)の名前がなかったことだ。「1番・左翼」はブレット・ガードナー(34)、「7番・中堅」はアーロン・ヒックス(28)と予想されていた。

 レッドソックス時代に3度も盗塁王に輝いたエルズベリーは2013年オフにフリーエージェントとなり、ヤ軍へ7年総額1億5300万ドル(約172億円)で移籍した。昨季は5年連続の20盗塁以上こそマークしたものの、打率は・264。ポストシーズンでは中堅でのスタメンの座をスイッチ打者のヒックスに奪われていた。

 ヤ軍の番記者によれば、現在のエルズベリーはトレード候補。ジャイアンツやダイヤモンドバックスとの交渉では、高額な年俸と残り3年の契約期間、そしてトレード拒否権が障害になった。本人は残留を望んでおり、春季キャンプでの定位置奪回に意欲をみせているそうだ。

 開幕までに放出されなければ控えが濃厚。ヤ軍に年俸20億円以上の「代走&守備固め要員」が誕生することになる。

田代学(たしろ・まなぶ)

サンケイスポーツ編集局次長。1991年入社。プロ野球や五輪担当などを経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会の理事や、13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。米国での愛称は「ガク」。

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