2017.12.25 13:00

【球界ここだけの話(1130)】松坂が中日・森監督の命運を握るキーマン? 編成幹部のひと言が頭から離れない

【球界ここだけの話(1130)】

松坂が中日・森監督の命運を握るキーマン? 編成幹部のひと言が頭から離れない

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サンスポ記者の球界ここだけの話
中日・森監督の命運を握るのは松坂?

中日・森監督の命運を握るのは松坂?【拡大】

 中日は、21日にソフトバンクから戦力外通告を受けて退団した松坂大輔投手(37)の入団テストを来年1月下旬に行うと発表した。師走の名古屋に飛び込んできたビッグニュース。地元のテレビ、ラジオ局は競うように「獲るべきか、獲らざるべきか」の街頭アンケートを実施した。

 あるラジオ局は「(獲る)53%vs47%」と、ほぼ互角だったと紹介。松坂待望論の理由に「話題性」を挙げ、「戦力」として期待しているファンは少数派。球団内はどうだろうか。記者が取材する限り、「ウチに入団してほしい」と叫んだのは、ナゴヤドームの観客動員の減少に頭を抱える営業担当者ぐらいだ。

 “匿名”を条件に編成幹部の一人も「いらない。森監督は来季に向けて世代交代を進めていくと言った。逆行するのではないか。実績といっても過去の話。ソフトバンクの3年間で1軍登板は1試合だけ」と断固反対だった。「村田(巨人を戦力外)のほうが戦力になる」と訴えた関係者もいた。

 2014年オフ、メッツをFAとなった松坂を獲得したソフトバンクの条件は3年契約で総額12億円。“投資”は大失敗に終わったが、フロントに批判の矛先は向けられなかった。チームは15年から1位→2位→1位。松坂の存在を忘れさせるほどの強さをみせつけた。

 中日はそうはいかない。今季は5位で、5年連続Bクラス。このオフに投打とも目立った補強はなく、来季も厳しい戦いが予想される。今回、松坂がテストに合格しても、最近3年の実績を考慮すると手にする年俸は2000万円前後とみられるが、日本球界を代表するビッグネームには変わりない。復活をすれば称賛の嵐だろうが、来季も結果を残せず、チームは沈んだままなら松坂の進退問題だけに終わらないだろう。

 「松坂を獲ることで、森監督は自分の立場が危うくなる可能性があることをわかっているのだろうか」。前出の編成幹部がつぶやいた、ひと言が頭から離れない。(三木建次)

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