2017.12.16 12:59

【球界ここだけの話(1121)】王貞治氏は日本スポーツ界の先導役 パラリンピックまで意識「待ちではなく攻め」

【球界ここだけの話(1121)】

王貞治氏は日本スポーツ界の先導役 パラリンピックまで意識「待ちではなく攻め」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
ゴルフを楽しむソフトバンク・王貞治会長 

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 年に1度の日本プロ野球名球会の会合が、11日からハワイで開催されている。初日は集合してすぐに総会を実施。顧問を務めるソフトバンク・王貞治球団会長(77)は会議室から晴れやかな表情で出てきた。

 「最年長か。ちょっと前まで若手だったのにな。若返るのはいいことだよね」

 今回の参加者では最年長だ。今年は4人の仲間が加わった。中日・荒木雅博内野手(40)、巨人・阿部慎之助内野手(38)、阪神・鳥谷敬内野手(36)、前メッツ・青木宣親外野手(35)。2000安打を達成した現役選手を大歓迎した。

 「われわれの時代は変な縦社会もあったけど、いまは昔と違い、若い人との意見交換もできるから」

 自ら熱弁をふるった王会長。球界にとどまらず、現在のスポーツ界について多角的に語った。

 「われわれのスポーツビジネスも変わってきたよね。いまは露出が大事。こちらからPRをしないと。歌手のプロモーションなんかも、今はすごいんだから」。求められるのは発進力だ。「野球も、昔はお客さんが勝手に見に来てくるのを待っていた。いまは、こちらから『見に来てください』という時代」。情報が飛び交う時代に活躍している選手たちの加入を心強く感じていた。

 「名球会も、もっともっと」。そんな号令と同時に、総会では来年11月に東京ドームでイベントを開催することが決まった。東京開催の理由は反響の大きさ。野球が競技に復活する2020年の東京五輪を盛り上げる狙いがあるという。さらに、名球会の松本潤一事務局長は「パラ(障害者)スポーツを支援する活動も」と明かした。パラリンピックまで意識したスポーツ界全体の発展の先頭に立とうという試みだ。「待ちではなく、攻めというかね」と笑顔の王会長は、日本スポーツの先導役として、まだまだ欠かせない存在だ。(安藤理)

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