2017.12.15 13:00

【球界ここだけの話(1120)】愛甲猛氏、東京メッツのコーチ就任 都市対抗出場目指す

【球界ここだけの話(1120)】

愛甲猛氏、東京メッツのコーチ就任 都市対抗出場目指す

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サンスポ記者の球界ここだけの話
東京メッツの練習風景。中央は愛甲コーチ

東京メッツの練習風景。中央は愛甲コーチ【拡大】

 プロ野球の観客動員数は増加傾向にあるが、少子化の流れもあって若年層の野球人口は減少傾向にある。

 それでも、日本国民にとって野球は人気のスポーツ。クラブチームで野球を続ける人も数多くいる。

 2010年に発足した社会人野球クラブチーム「東京メッツ」は2012年に東京都野球連盟への加盟が承認され、14年には東京都クラブ春季大会で優勝。目標である都市対抗野球大会への出場を目指し、新たに元ロッテの愛甲猛氏(55)をコーチとして招聘(しょうへい)した。

 指導にあたる愛甲氏は「力で勝つのではなく野球で勝つ。一から皆で野球を考え、正しい野球を理解してほしい。そしてやがては、自分の子どもができたときに正しい野球を教えてあげてほしい。『その理論はどこで学んだの?』と恥ずかしい思いをしないように」と語った。

 愛甲氏が取り入れた練習法の1つが、打撃用の手袋を使わず、素手でスイングすること。「素手でバットスイングをすることで、バットを自分の手のように使う感覚を身につける。練習のやり方と意識の向け方。選手がどんどん上達している」と説明。長男の大樹さん(30)が内野手として所属している。

 チーム発足からキャプテンを務め、今年から選手兼監督を務めるのは児玉貴文内野手(39)。発足当初はたった1人の選手だった。「元プロ野球選手の補強を含め、クラブチームのレベルはここ数年、上がっている。週3回しか練習できない環境で質を上げ、野球を学び、野球で勝つということ。2018シーズンはクラブ選手権の頂点である西武ドーム、都市対抗東京都予選である大田スタジアムを目指す」と意欲を燃やす。

 キャプテンの高橋将人外野手(25)はU-18のフィリピン代表監督を務めた経歴を持つ。「練習を重ねる度に自分が成長しているのが分かり、自信が高まる。打ちたいではなく打ってやる、点取ろうではなく点を取るぞ、という強い気持ちで戦っていきたい」と意気込んでいる。(吉村大佑)

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