2017.11.27 13:00

【球界ここだけの話(1102)】中日・岩瀬&荒木が至難の兼任コーチに 若手育っていないこともパワーの源

【球界ここだけの話(1102)】

中日・岩瀬&荒木が至難の兼任コーチに 若手育っていないこともパワーの源

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サンスポ記者の球界ここだけの話
25日のファンフェスタでトークショーをする(左から)中日・岩瀬、荒木、森野打撃コーチ

25日のファンフェスタでトークショーをする(左から)中日・岩瀬、荒木、森野打撃コーチ【拡大】

 このオフ、中日に2人の選手兼コーチが誕生した。今季、プロ野球記録の通算950試合登板を達成した岩瀬仁紀投手(43)と通算2000安打を放った荒木雅博内野手(40)だ。中日では立浪和義氏(2008年から2年間)以来の二足のわらじとなる。

 岩瀬が「これまでも若手にアドバイスはしていた。やることは変わらない」といえば、荒木は「立浪さんをみて大変さはわかっている。今まで以上にトレーニングをしなければダメ」と決意を新たにした。

 選手兼コーチといえば、若手に対するアドバイザー的な役割であったり、指導者になる前の“修行”という意味合いもあったりする。ただ、両立させるのは至難の業。実際、立浪氏は練習に専念できず、年齢による体力の衰えとともにユニホームを脱いだ。

 11月のナゴヤ球場での秋季キャンプで2人のコーチ初指導が話題となった。しかし、岩瀬は途中で毎年恒例の鳥取県内のスポーツジムで自主トレを開始。荒木も「自分のことばかりしていたら注意してください」と笑わせながらバットを振っていた。

 11月20日。東京都内で開かれた「NPB AWARDS 2017」でカムバック賞を受け、「(あと46試合に迫った)前人未到の1000試合登板を目指したい。それが僕のモチベーション」とスピーチした岩瀬。決して大口はたたかない男の、この発言には驚いた。

 真意を問うと「リップサービスです」。続けて「弱いチームのままで現役を終えたくはない。僕が若いときは毎年、優勝もしくは優勝争いをしていた。今、強い時代を知らない選手が増えてきた。彼らにプレッシャーのかかる中でプレーさせたい。それがモチベーション? はい、そうです」とキッパリ。

 以前、荒木から飛び出したセリフとまったく同じだった。

 5年連続Bクラスと低迷。若手が育っていないことも2人のパワーの源だ。立浪氏ができなかった「選手兼任コーチ」を両立させてほしい。(三木建次)

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